JR STATION WORK でテレワークしてみた(ホテルメッツ高円寺)
憎き新型コロナウィルスの影響でテレワークの流れができ、
それに便乗するように様々なテレワーク応援キャンペーンが現れた。
今回はその一つと思われる(?)JR東日本の「STATION WORK」を使ってみたのでご紹介する。
STATION WORK は大きく分けて2種類
自宅や職場以外でも仕事ができるのが売りのSTATION WORK。
大きく分けて2種類が存在する。
※最新の情報は公式サイトで確認してください。
1. 駅内にあるボックス
駅構内にある1~2人が入れるほどのボックスで、中で仕事ができる。
外部ディスプレイやコンセントがあり、PCを使った仕事が快適にできるようになっている。
東京、新宿、品川駅など主要な一部の駅に設置されているらしい。
2. ホテルを利用するタイプ
JRと連携しているホテルの客室で仕事ができる。
ホテルの立地も駅に近いため、ビジネスにピッタリである。
渋谷、五反田、秋葉原などで利用できる模様。
今回はホテルタイプを利用
ホテルタイプには様々なプランがあり、午前・午後・一日から選べる。
今回は午後(12:00~19:00)で、税込み 3,520円 のプラン。
ホテルメッツ高円寺は、高円寺駅の北口を出て徒歩10秒で入口がある好立地。
もっとも、ホテルメッツの1階が高円寺駅、という表現のほうが正しいのだが。
今回の部屋は5階。客室としては最も低い階と思われる。
また、今回のプランにはいくつかの制限がある。
・ベッド利用不可
・部屋の風呂、トイレ利用不可(4階の共用トイレを使用)
など。
といっても、ほかの備品はほとんどが使ってもよいようで、
・テレビ(PCのセカンドモニタとして利用可)
・コンセント
・冷蔵庫
・有線LAN、無線LAN
・コーヒーメーカー(共用)
・電子レンジ(共用)
・プリンター(共用)
などなど、テレワークをするには申し分ない環境が整っている。
半日テレワークしてみた感想
結果から言うと、とても良かった。
これだけだと小学生の感想になってしまうので、具体的にメリデメを挙げておく。
- メリット
- とても静か
ホテル独特の静寂さはきっと想像に難くないと思いますが、まさにそれ。
自宅と違ってインターホンも鳴らなければ、ご近所の生活音もない。 - 立地が良い
2階はデニーズになっており、ホテルエレベータの2階を押すだけで行くことができる。
ほかにも駅前ゆえに食事には事欠かず、富士そば・松屋・かつや・てんやなどが徒歩1分圏内にある。 - ネットが高速
まぁ上り下りが40Mbps程度なので中の下といったところだが、カフェやマックなどのフリーWiFiに比べると非常に高速であるといえる。 - コロナの心配がほぼゼロ
当然ながら清掃が行き届いており、ほかに人もいない。
マスクをして、清掃されたかも怪しいテーブルで、ほかの人との距離を気にしながらカフェでするテレワークとは雲泥の差である。
- とても静か
- デメリット
- トイレ環境が×
ホテルメッツ高円寺のみだと思うが、トイレがフロントの階にしかなく、しかもそのトイレが大便器1個しかない。
もっとも、部屋内のトイレを利用できるプランもあるのでお腹を下しやすい人はそっちを利用しよう。 - ベッドの誘惑がすごい
机から1mの距離にきれいに整えられたふかふかのベッドがあるのに、それに飛び込まずにいられようか(感じ方には個人差があります)。部屋に入るなりベッドにダイブする癖のある人は気をつけよう。(もちろん私は堪えました) - 机が高い
椅子が高さ調節できないタイプ&机がやや高いので、パソコンをタイプするのがちょっとだけ辛かった。もちろん個人差はあると思いますが、身長173cmの私が正座してちょうど良いといったところ。
別にそこまで気になる高さではないのだが、足が長くて座高が低い人はクッションなどを持参したほうがよさそう。
- トイレ環境が×
以上。
もはやデメリットはいちゃもんの領域であった(しかも内2つはプランを上げると解決できる)が、総合して「とても良かった」と思えた。
気乗りのしない"クソ"リモート会議が入っている日、連日のテレワークで疲弊しきった日などは、リフレッシュになるので利用してみてはいかがでしょうか。
STATION WORK の公式HPはこちら